セントジョーンズワートは日本にも自生している、強健で育て方も比較的簡単なハーブです。
日向から半日陰まで栽培できますが、やや半日陰で管理するのがベストだと思います。
冬の間は地上部が枯れますが、春になると葉っぱが出てきます。
セントジョーンズワートはさび病にかかりやすいので風通しを良くして、防御のために薬剤を生育時期に7日に1度の割合で2回散布します。
1回だと再発の可能性が高いからです。
肥料はほとんど不要で、油粕などを寒肥として与える程度で十分です。
発育が悪い場合は、生育時期に薄い肥料を月に1〜2回与えると良いです。
水のやりすぎに注意し、表面の土が乾いてきた頃にたっぷりと与えてあげます。
開花する頃(夏)に収穫するのが良いと言われていますが、いつでも収穫して使うことができます。
放っておいても勝手に殖えると言われる位、殖やし方も簡単です。
主に挿し木や株分けで行います。
その場合、秋に掘り上げて2〜3芽程度で分けます。
また、種が取れるのでこれを蒔けばたくさん殖やすことができます。
発芽温度は、15〜20℃で、蒔き時は春か秋がベストです。
セントジョーンズワートは丈夫で育てやすいですが、鉢で育てる場合は排水、通気性が悪いといつの間にか消えてしまう事があるので注意が必要です。
露地栽培では雨や水は地下へ滲み込んでいきますが、鉢だと水の逃げ場が少ないので、排水の良い土を作らないといけません。
鉢用土の基本に「腐葉土+赤玉土」のブレンドがあります。
このふたつの土を混ぜたものを使うと植物が暮らしやすい土の構造ができます。
そこへ肥料などを加えたりすればOKです。
腐葉土と赤玉土の割合は、ハーブの特徴や人の好みによって調節しますが、ほとんどのハーブは「3:7」か「4:6」が適していると言われています。
このブレンドの場合、赤玉土の割合が多ければ多いほど排水性が良くなります。
ここで述べたのは土作りの基本的な部分なので慣れてきたら独自の配合を研究してみて、挑戦されるのも良いかもしれません。
育て方が簡単で用途の多いセントジョーンズワートはハーブ栽培が初めての方にもチャレンジしやすいのではないでしょうか。